子どもの虫歯について、お母さんへのアドバイス

こんにちは。ブラジルのサンパウロにあるレイラ歯科です。

子どもの虫歯の原因について

１.ブラッシング不足

２.不規則な食習慣

３.おやつの与えすぎ（アメ、チョコ、ジュース、キャラメルなど）

４.母親（及び肉親）からの虫歯の伝播

５.哺乳ビンの長期にわたる使用

などが挙げられます。

お子さんは２歳ぐらいから自分で歯ブラシを持って歯磨きをし始めますが、乳幼児期には自分ではきちんと磨けませんので、夜寝る前には必ずお母さんが仕上げ磨きをしてあげてください。

夜、寝る前の歯磨きは特に大事です！なぜでしょう？

寝ている間は唾液の分泌が低下するため、唾液の自浄作用（洗い流す作用）や緩衝作用（酸性を中性にもどす作用）が働きません。

そのため、唾液の働きがなく停滞し、虫歯菌が活動しやすい環境になります。

夜、寝る前の歯磨きで歯を綺麗にすることが重要となります。

何でちゃんと歯磨きをしているのに虫歯になるの？

虫歯は歯磨きだけでは予防できません。虫歯は毎日の食生活と密接に関係しており、偏食の多い不規則な食習慣や、おやつのだらだら食いをしていると、お口の中が酸性状態になっているので、虫歯になりやすい環境になってしまうのです。３度の食事をきっちりとって、間食をせず、おやつの時間や回数を決めて食べさせると、酸性に戻っている時間が長くなり（唾液の緩衝作用という）、虫歯になる危険を妨ぐことができます。

子どもの虫歯を予防するには、日々のブラッシングも大事ですが、それよりも食習慣を改善し、歯科医院での定期検診・口腔ケアが大切です！